2014年3月17日月曜日

U-11糸島サッカー協会新人戦

 第20回糸島サッカー協会新人戦に参加してきました。昨年末よりU-12の大会や遠征で徐々に成長してきたU-11ですが、その後もチームビルディング合宿等で間接的スキルも磨き、今大会に臨みました。
 
 結果は6戦全勝で初優勝!全ての試合で、選手達は多くを言わずとも自ら考え、状況を判断し、決断して実行していました。ボールを止める、蹴る、運ぶといった直接的スキルは、日々のトレーニングのみならず、追加練習や各自の自主トレで身についてきたと思います。また、今年に入って新たに始めたチームビルディング研修会で行った活動がベースになり、チームワークやコミュニケーションスキル、論理的に考えることや、メンタル面、目標の設定や、試合の対策等、今大会の様々な場面で成長が見られました。
 
 選手達の吸収力はかなり早いと感じました。これからも様々な活動を行い、刺激し、成長を促していきたいと思います。
 
 最後に、2日間たくさんの温かい声援ありがとうございました!

2014年3月5日水曜日

チームビルディング研修会③

3/2(日)、クラブハウスにてU-10、9を対象とした研修会を行いました。

■午前中 U-10

U-10のメンバーは研修会に少しづつ慣れてきました。
アイスブレイク終了後、情報分析力を育てることを目的とした、「絵の分析」を再度行い、その後に今回始めてとなる「議論する力」を育むための準備を行いました。

レアッシでは、「良いサッカー選手」の能力を2つの側面から捉えています。

そのうちの「間接的スキル」の向上がこの研修会の目的ですが、選手たちが問題を分析し、意見を出し合って解決できるようになるには、「議論する力」が必要です。その基礎作りの一つとして「真実・意見の違い」を考えました。

ある文章に対して、それは事実(客観的事実)な事柄かもしくは意見(個人的主観)なものかを、さまざまな文章を使って考えました。文章の中には両方を含んだものもあり、最初は戸惑いながらも、少しづつ文章を理解しました。
時間はかかると思いますが、論理的思考のベースになるものなので地道に続けたいと思います。

最後はグループワークを行い終了。
論理的思考、コミュニケーション能力、洞察力、分析力、様々な間接的スキルはサッカー面のみならず、社会で活躍するためにも重要な要素です。少しづつかもしれませんが、選手たちに良い変化が出てくることを期待しています。

■午後 U-9

今回、U-9は初めての研修会だったので、この年代で上手くいくかどうか不安もありましたが、思ったよりも成果が出ました。

初回だったので、質よりも量を大事にしましたが、絵を使った情報分析でもたくさんの意見が出て、普段なかなかおとなしい選手も積極的に発言してくれました。

また、テクスト分析では辞書(国語辞典)を上手く使いながら、文章を「客観的・論理的」に捉えることにチャレンジしましたが、この年代、初回のわりには上手くいったと思います。
継続していけばきっと素晴らしい成果が出ると思います。