2014年1月30日木曜日

U-12 フェニックスカップ

1月25日26日に田主丸にてフェニックスカップが行われました。

25日(土)
 ●予選リーグ  FCクラルテ 3-1、二日市FC 7-1、シントU-12 2-0

 初日は天候が悪く2試合目からはピッチの状態も悪い中での試合となりましたが、集中力が途切れることが少なく、決勝トーナメントに進めることが出来ました。

26日(日)
  ●決勝トーナメント
        1回戦 小郡東野 1-1 PK 3-2
        準決勝 東福岡  1-1 PK 0-2
      3位決定戦 勢門ウイングス 1-4

 2日目、1試合目は、フィジカルの強い相手でしたが、それに怯むことなくPK戦までもつれましたが、勝つことが出来ました。
 2試合目も同じくPK戦までもつれ、0-2という結果でした。
 3位決定戦は、相手の勢いに押され気味でしたが、いいプレーも見られ良い経験になりました。

 今回の大会にはJrユース昇格のメンバーで挑み、1週間前から事前ミーティングを行いました。
その中でチームとしても目標を立て大会に挑みました。
 普段はあまりコミュニケーションのとれていなかった選手も積極的にコミュニケーションをとりにいけていました。大会の結果は上記のとおりでしたが、選手たちは収穫のあった大会になったと思います。

最後になりましたが、遠方までたくさんの応援ありがとうございました。 

2014年1月29日水曜日

五年生交流大会

1月25日に五年生交流大会があり、U-11から2チーム参加しました。
年が明け、最初の特別練習のミーティングで、この大会の意味を話し、また目標を自ら立て試合に臨んだことで、選手達のモチベーションはいつになく上がっていました。
 昨年末のスタッフミーティングにおいて、レアッシの理想の選手像とはなにか!?といったテーマを議題にあげ、長時間の議論をしました。
 そこでクラブの求める“理想の選手像”が生まれました。それは大きく二つのスキルからなると考えました。
 ひとつは、サッカーという競技をする上で必要となるスキル…ボールを止める、蹴る、運ぶといったいわゆるテクニックといった部分や、個人・グループ・チーム戦術やプレイモデル、そういった直接的なスキル。
 もうひとつは、コミュニケーション能力や協調性、ロジカルシンキングや問題解決力などの間接的なスキル。
 この二つを兼ね備えた選手、それがクラブの求める理想の選手であるという結論にいたりました。
 当然、今までもスポーツ、特にチームスポーツにおいては間接的スキルの重要さは唱えられてきました。しかし、多くの場合、精神論的な方法で習得されるもの、と間違った手法で指導されてきました。そういったものを再度見直し、新たな取り組みを年明けより行いました。内容に関しては、またの機会にご紹介したいと思いますが、今回の五年生交流大会で早くもその成果が多く見られました。
 選手達は、自ら考え進んでコミュニケーションをとり、問題に直面した時は、何とか自分たちで考え解決しようと試みていました。
 ベンチから多くの指示を必要とすることはなく、まさしく間接的スキルアップを感じ、また、それがサッカーのプレイにも多くの好影響を与えることが証明できました。
 勝敗だけが価値観の全てではありません。しかし、スポーツは勝つことが目標です。勝利に向かってどのようなアプローチで、どのような手法をとり、また新たな成長、発見をしながら勝利する。また敗戦する。
 選手達は試行錯誤の中で、たくましく成長しようとしています。転ぶ前に手を差し出したくなるものです。人生の経験が少しだけ多い私たち大人は、答えを知っているだけに、ついつい余計なアドバイスをしたくなるものです。情報化社会も当たり前になり、何でも答えが見つかる時代です。しかし、本当の答えは経験からしか得られないのではないでしょうか!?サッカーという素晴らしい競技の中で、選手達は多くの成功と失敗を繰り返し、経験という生の答えを感じながら、猛烈なスピードで成長していっています。私たち大人が何をしてやれるか、それを深く考えさせられた大会でした。

2014年1月15日水曜日

新たな試みのスタート

 昨年よりスタッフ間で意見交換を行い、理想の選手像とは何か!?と言った議論を重ねてまいりました。そこで2014年より新たな試みをクラブ全体で行うことにしました!
 
 最初の活動としてU-10、U-11の今年の目標をチームみんなで考えるといったミーティングを行いました。
 昨年引っ越しでやむなく抜けたメンバーや、新たにメンバーに加わった選手もいたため、最初は全体でのアイスブレイクを行いました。
様々なゲームを通じて、心の壁が取り払われ、活発な意見を出せる土壌ができました。



 その後、U-10、U-11とそれぞれ会議室とグランドに分かれ、ミーティングとサッカーを行いました。
ミーティングでは、まず出された題目の絵を描きました。ひとつとして同じ絵はないことを知り、同じ題目でも人それぞれ感じ方が違う、意見はひとりひとり違って当たり前だと言うことを再確認しました。だから積極的に意見を出し合い、それを否定しないといった環境を整えました。



次に絵本の挿絵を見て、どんな絵か?なぜ?といったことを数回繰り返しました。これにより、コミュニケーションの量を増やすと共に、論理的に考えるベースを作りました。

 最後にブレーンストーンミング形式で、チームの目標を立てました。様々な意見が出され、分類すると、サッカー面、生活面、メンタル面、自己管理、チームメイトのことと言った5つに分類わけされました。


今回初の試みで気づいたことは、選手はそれぞれに意見を持っていて、それを積極的に発言できる選手もいれば、そうでない選手もいる。意見を言いやすい環境作りも大切ですし、そういった雰囲気を作ったりモチベーションを上げることも大切だと感じました。また、継続することも非常に大切だと感じました。





サッカーが上達したいと集まったサッカークラブではありますが、サッカーと同じように、ひととして成長できるクラブを目指して活動していかなければと強く感じました。今後も継続的に様々な取り組みを行い、選手に刺激を与え、多くの経験をさせて行きたいと思います。

 また、今回個人の目標設定用紙を持ちかえっております。決して否定することなく、励まし、サポートしていただければ、選手の大きな夢を手助けできるかと思います。