2014年6月28日土曜日

全国少年サッカー大会福岡県予選を終えて



今年も全国大会の福岡予選が行われ、レアッシ福岡FCからは2チームが参加しました。2ndチームは惜しくも支部予選で敗れてしまいましたが、1stチームは県大会への出場を決めました。

 県大会はベスト16で敗れましたが、今までの最高の順位でした。4年生、5年生と地道に努力を重ねてきた結果だったのではないでしょうか。 

 さて、来年度からは冬開催に変更になり、リーグ戦の結果が重要視されるとのこと。
 
今回の予選を通じて感じたことは、やはりサッカーとは「相似」な関係にあるということです。相似とは、互いに似ていることです。昔数学の授業で習ったと思いますが、三角形の相似条件は、2組の角がそれぞれ等しければ、2つの三角形は互いに相似である。とか、3組の辺の比が互いに等しければ、2つの三角形は互いに相似である。等々の、あの相似です。ちなみ2つの図形の形と大きさが同じであれば、合同です。
 
 サッカーは相似の関係にあるということは、単純に言えば、似ているけれども全く同じではないということです。
 
 通常サッカー先進国では、年間を通したリーグ戦が一般的です。これは、プロのリーグがそうだからそうしているのです。まさしく相似です。しかし、日本で、特にジュニア年代で年間のリーグをしている県は少ないのではないでしょうか?!

 リーグ戦がなぜ主流なのでしょうか。サッカーは複雑なスポーツです。勝敗を決める要素が無数にあるといえます。例えば天候、選手のコンディション、モチベーション、サポーターや周囲の環境、戦術、戦略、運…

 だからこそ、勝利に一番近づける最良の対策をとるのがチームの行えることでしょう。ホームアンドアウェイの2試合を行えば、対策もより具体的に行えます。

 しかし、ジュニアの大会の場合、そうは出来ません。なので、前半を戦いながら対策をねりハーフタイム等に修正…といった形にならざるを得ません。

 彼を知り己を知れば百戦殆うからずと孫子は言いましたが、まさしくその通りでしょう。自チームのことは熟知しています。その日のコンディションもちょっとアップを見ればわかります。しかし相手を知るのは容易ではありません。特に県大会や支部予選では試合スケジュールの関係から、次の対戦相手は後ろのコートで同時刻に試合を行っていることがほとんどです。

 それでも支部予選では、なんとかやりくりし勝利も収めましたが、県大会ではそうは行きませんでした。負けた試合でも、後半は修正がきき0-0でした。対策をねって試合に臨めればもっと違った結果もあったかもしれません。

 しかし、逆に考えれば、自分たちのサッカーをすればどんな相手にも勝てる、わけではないということです。

 やはり対戦相手によって対策を立て、戦略を練って臨まなければならないということです。これはどのレベルにおいても言えるのではないでしょうか。スペインの戦術は研究しつくされていましたし、日本のサッカーは最後までさせてもらえませんでした。サッカーの進歩は日進月歩で、トレンドと言われる戦術もすぐに対策を立てられ古くなる…進化し続けるのがサッカーでしょうし、そこが魅力なのでしょう。

 そしてそれもまた相似の関係にあるのです。ナショナルチームやW杯とはレベルが違うとはいえ、ジュニアの、そして福岡県大会も、すべて相似の関係にあるのです。

 すべての年代に年間を通したリーグ戦があり、ホームアンドアウェイがあり、戦術・戦略があり、対策・研究があり、123部…があり、選手移籍・レンタルがある…そういった世界と相似の環境が整い、そこから切磋琢磨し生まれた日本代表なら、本当に世界一になれるかもしれません。日本のサッカーができれば優勝も=日本のサッカー環境が出来上がれば優勝も…なのかもしれません。

2014年6月17日火曜日

U-9 キッズフェスティバル

6/14(土)雁ノ巣GにてU-9、キッズフェスティバルが行われました。

今回は、育成コースとスクールコース両方から選手が集まり、レアッシは2チームで参加しました。
それぞれ勝ったり、負けたりしましたが、今は勝敗も勿論大事ですがそれよりも、様々な経験を積むことが重要です。

今回は天気も良く、素晴らしいピッチコンディションでとても良い経験となりました!